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施工例

建物エントランスの御影石バーナー仕上げに出たシールによる濡れジミ

【御影石バーナー仕上の壁の目地部に出たシールシミ抜き施工事例】

あるオフィスビルの風除室壁において、シールのシミが発生し、御影石の目地部分が黒くシミ出てしまっているという現場での施工事例をご紹介します。

まず、シール屋さんにシールをしっかりと切り取ってもらう事から始まります。 なぜかというと、このシール材自体がシミを作っている一番の原因だからです。

ここの切り取りが甘いと再発する可能性が高くなります。 シール目地を切り取り、小口部分を含めてシミ抜き剤を注入します。2〜3時間ほど放置した後、シミ抜き剤を除去し、石面を洗浄して仕上げます。

この工程を繰り返すことで、すっきりとした清潔感のある石面に仕上げていきます。 上記を繰り返しても、部分的にシミが取れ難い部分は、さらに一歩踏み込んで、油分に対するシミ抜きを行いました。

部分的に簡易バーナー等で石をあたためてシミ抜きの反応を早めたりする工程を取ることもあります

この追加工程によりより再発しない対策をとっていきます

【シール材の軟化・シミの発生について】

シール材の軟化はポリサルファイド系シーリング材に多く見られる現象です。

このシーリング材によるシミは、特に日が当たらない部分や雨水のかからない箇所で軟化・シミが発生しやすい特徴があります。

建物内部ではほぼ全体的に発生する可能性があり、外部においても庇の下や柱の裏側など、雨や直射日光が当たりにくい箇所でシミが出やすい傾向があります。

軟化が進んだシール材は粘着性が増すため、手で触れると指に付着したり、壁にもたれかかると衣服を汚してしまうといったトラブルが発生することがあります。

オフィスビルや商業施設では、テナントや来館者からのクレームにつながるケースも少なくなく、美観の維持という観点からも早期対応が重要です。 また、軟化したシール材は見た目にも目地が太く滲んで見えてしまい、建物全体の印象をスッキリしないものにしてしまいます。

こうした理由から、ポリサルファイド系シーリング材のシミや軟化は、大規模修繕工事において施工対象となることが多い箇所の一つとなっています。
御影石や大理石の壁は一般的にエントランス部分に使われる事が多く、建物の「顔」になるところなので、適切なシミ抜き処理と再発防止策を施すことで、建物の美観を長期にわたって維持することが可能です。

気になるシミや目地の状態がございましたら、お気軽にご相談ください。

建物エントランスの御影石バーナー仕上げに出たシールによる濡れジミ
1.御影石のバーナー仕上げにでるシールのシミ

1.御影石のバーナー仕上げにでるシールのシミ

建物エントランスの御影石バーナー仕上げに出たシールによる濡れジミ
2.シミ抜き剤注入

2.シミ抜き剤注入

建物エントランスの御影石バーナー仕上げに出たシールによる濡れジミ
3.シミ抜き後(石面が汚れている時は全面洗浄)

3.シミ抜き後(石面が汚れている時は全面洗浄)

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