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施工例

御影石バーナー仕上げに貼った養生テープの剥がし作業

御影石バーナー仕上げに貼った虎テープが経年でうまく剥がれず

以前、植栽近くの石が段差があって危なかったので、虎柄のガムテープで養生をしてそのまま数年放置してしまい、いざ、剥がそうとしたときには、布テープの表面が劣化してしまいうまく剥がれなくなってしまいました。

そこで、テープ剥がし及び、ノリが石目に入り込んで線状のシミになっているのでシミ抜きを行なってきました。

まずは、石の表層の布テープの剥がしです。
劣化していて手で引っ張ると直ぐに切れてしまうので、ケレンやスクレーパーで削り落とします。

布テープ部分は直ぐに引っかかるのですが、ノリが石の表層に残るので専用の剥離剤を塗布します。
20分くらい放置するとノリが溶けてきます。
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5.firs kotyakutokasi.boke.jpg

全体的に溶けてきたら綺麗に拭き取りすすぎ洗浄をおこないます。

部分的にシミが残っている場合、シミ抜き工法を行なって乾燥させるとかなり目立たなくなりました。

今回は、御影石バーナー仕上げなのでかなり綺麗に抜けましたが、御影石の本磨きや水磨きの場合は、経年や日当たりの差によっては完全除去が難しい場合がありますので、養生テープを貼る時は長く放置しない、強いノリのタイプのテープを貼らない等の配慮が必要です。

御影石バーナー仕上げに貼った養生テープの剥がし作業
1.施工前

1.施工前

御影石バーナー仕上げに貼った養生テープの剥がし作業
2.ケレンやスクレーパーで表層の剥がし

2.ケレンやスクレーパーで表層の剥がし

御影石バーナー仕上げに貼った養生テープの剥がし作業
3.専用剥離剤塗布

3.専用剥離剤塗布

御影石バーナー仕上げに貼った養生テープの剥がし作業
4.テープ剥がし+ノリシミ抜き後

4.テープ剥がし+ノリシミ抜き後

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