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施工例

缶底の輪ジミ(もらいサビ)抜き

 本日の石材メンテナンスは、マンションエントランス内である業者が、缶製のバケツを石床に放置したままにしておいて、石目に缶の錆びた部分が入り込んで薄い茶色のシミを作ってしまった現場からです。

 パッと見た感じでは、床石もベージュ系で、分かり難いのですが、シミを作ってしまった業者さんが、ヤスリ等でこすてしまったので、写真では見えにくいのですが、石表面のツヤが飛んでしまい、管理人さんの知るところとなり、今回、ケイアンドエスに施工の依頼が来ました。

 まずはじめに、この石材のもらいサビを抜くことから行います。

石材用のサビシミ抜き剤を塗布すると、みるみるうちにサビ部分が紫色に変色していきます。

十分にもらいサビが反応しきるように、20分くらい放置して、それから水ですすぎ、今度は紫部分を漂白していき元に戻していきます。

十分に石材を乾燥させて、サビが抜けたのを確認してから、最後に、ヤスリでこすってツヤボケした部分をダイヤモンド研磨して完了です。




缶底の輪ジミ(もらいサビ)抜き
うっすらと、缶のサビが染みついているのが分かるかと思います。

うっすらと、缶のサビが染みついているのが分かるかと思います。

缶底の輪ジミ(もらいサビ)抜き
石材用サビ抜き剤を塗布したら、サビの部分が紫色に変わりました。

石材用サビ抜き剤を塗布したら、サビの部分が紫色に変わりました。

缶底の輪ジミ(もらいサビ)抜き
最後に、紫色を抜くために漂白して、完了です。

最後に、紫色を抜くために漂白して、完了です。

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