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施工例

飲食店からの油で御影石のバーナー仕上げ共用通路床が黒ずんで

店舗前の通路は、そのお店の第一印象を左右する「顔」とも言える大切な場所です。今回は、店舗内から持ち出される特有の汚れ、特に「油分」による石材の黒ずみを解消するための特別洗浄についてご紹介します。


石材に染み込む「見えない油分」の正体

飲食店などの店舗前通路において、最も厄介な汚れの原因は「歩行による油分の引きずり」です。厨房や店内で発生した細かな油分が、スタッフ様やお客様の靴の裏に付着し、それが一歩ごとに外の通路へと運ばれていきます。

特に今回のような明るい色調の御影石は、その多孔質な性質(目に見えない微細な穴)ゆえに、油分を吸い込みやすいという特徴があります。油分を含んだ汚れは、砂埃などと混ざり合って石の深部へと浸透し、日常的な水洗いや簡単な掃き掃除では決して取り切ることができない「濡れたような黒ずみ」へと変わってしまいます。

汚れの度合いを可視化する「テスト施工」

「どこまで本来の明るさが戻るのか」を正確に把握するため、私たちは本格的な洗浄の前に必ずテスト施工を行います。

添付の写真(1-1〜1-4)は、そのテストのプロセスを捉えたものです。 まず、石材専用の強力な脱脂剤(洗剤)を塗布し、一定時間「放置」します(写真1-2)。この放置時間が極めて重要です。染み込んだ油分を洗剤の力で浮かし出すには、石との化学反応を待つ「間」が必要だからです。

写真1-3を見ていただくと、洗浄を進めた一部分だけが、周囲の黒ずんだ石面とは明らかに違う「本来の白さ・明るさ」を取り戻しているのが分かります。これこそが、石が本来持っていた美しさです。

審美性を取り戻す「特別洗浄」の価値

テスト施工の結果、石の深部まで浸透していた油分がしっかりと抜けることが確認できました。写真1-4の「シミ抜き洗浄後」の状態を見れば、日常清掃の限界を超えたプロの特別洗浄がいかに劇的な変化をもたらすかが一目瞭然です。

明るい御影石が本来の輝きを取り戻すと、店舗入り口全体の雰囲気までパッと明るくなり、清潔感という目に見えない「おもてなし」をお客様に届けることができます。

飲食店からの油で御影石のバーナー仕上げ共用通路床が黒ずんで
1.テスト施工前

1.テスト施工前

飲食店からの油で御影石のバーナー仕上げ共用通路床が黒ずんで
2.洗剤塗布

2.洗剤塗布

飲食店からの油で御影石のバーナー仕上げ共用通路床が黒ずんで
3.油やほこりの汚れ

3.油やほこりの汚れ

飲食店からの油で御影石のバーナー仕上げ共用通路床が黒ずんで
4.テスト完了後

4.テスト完了後

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