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施工事例

大理石の壁に茶色いシミが

大理石の壁石が茶色に

海に近い所の事務所内の壁にグレー系大理石が使用されているのですが、エントランスのドアを開けることが多く大理石自体に含まれる鉄分が酸化して茶色に変色しています。

石用の中性サビ抜き剤を塗布してシミを抜き、翌日にフッ素シリコーンタイプの浸透性の吸収防止剤を塗布して完了しました。

2-1minamihonmoエレべ前.JPG

「大理石の壁が茶色いのだけど、抜けるか一緒に見てくれますか?」


懇意にしている石屋さんから、「壁に貼った大理石が茶色く変色しているんだけど抜けますかね?」
と写真とともに問い合わせが入りました。

竣工後1年未満で検査で指摘に上がったのだと思い担当の方と現地に赴きました。

今回の大理石(シルバーフォックス・グレー)もビアンコと同じような鉄分が多く含まれているようです。
海が近くにあるのも影響して、石の中の鉄分が潮風によって酸化しやすくなったようです。

石貼の時にも何枚かは茶色く出ていたとの事で、常に海からの風が当たり続けるため、今まで茶色く出ていなかった部分も経年で酸化し、茶色いシミに変わってしまったと想像が出来ます。


茶色いシミの発生は表面から


つい1か月前の現場で、白い大理石のビアンコの根石部分(壁の最下段)のサビ抜き処理をしたことがあります。

ビアンコも鉄分が多く含まれていて今回のような茶色しシミが出やすい性質を持っています。
ビアンコは洗剤が乾燥しないように湿布等をして時間をかけて抜いていくのが当たり前で、今回も工期がかかるだろうと思いながら施工に入りました。

ビアンコの茶色いシミの発生は湿気等が原因で石の内部から茶ジミの発生が多いのに対して、今回は潮風が石の表面に当たったことによる茶ジミの発生で、石用のサビ抜き剤を塗布したら、湿布は必要なく、乾かないように繰り返し塗布を2~3回していくと徐々に抜けてきました。

サビに反応すると紫になるのが特徴の洗剤ですが、今回は塗布しても紫色になるというか茶ジミがそのまま抜けていくという感じで消えていきました。

2-2.エレべ前完了.JPG

茶ジミが完全に抜けた後、後日に紫色に変わって新たなシミを作るのも気がかりなので、中和剤を塗布してシミ抜きを完了としました。


対策で、フッ素シリコーンの浸透性吸収防止剤を塗布



このままの状態では、鉄分が多い石のため再発する可能性が高いので、少しでも今後のシミを減らすために、フッ素シリコーンタイプの浸透性の吸収防止剤を大理石の壁の全面に塗布する事になりました。

シリコーンタイプの浸透性の吸収防止剤は気体は通すので風が吹いて壁に当たった時に、完全に茶ジミを止められるかの断言はできないのですが、床面と違い、摩耗が少なく表面に残るフッ素部分が長く定着するので鉄分の茶ジミは、かなり抑えられるのではないかと想像しています。

今後もどうなるかは追跡していきたいと思います。
  • 大理石の壁に茶色いシミがのサムネイル
    1.グレー系の大理石の茶ジミ
    1.グレー系の大理石の茶ジミ
  • 大理石の壁に茶色いシミがのサムネイル
    2.石用中性サビ抜き剤を塗布
    2.石用中性サビ抜き剤を塗布
  • 大理石の壁に茶色いシミがのサムネイル
    3.茶ジミと反応中。壁よりも床が紫に反応
    3.茶ジミと反応中。壁よりも床が紫に反応
  • 大理石の壁に茶色いシミがのサムネイル
    4.茶ジミ抜き完了後
    4.茶ジミ抜き完了後

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