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施工例

レンジ周りの白御影石のキッチン台に油が浸み込んで黒くなり黄変シミが

白御影石本磨きのキッチン台は油汚れが濃くなって目立つ


あるマンションのキッチン台に白御影石が使用されていて、特に、レンジ周りは油が飛び散るせいか
濡れジミや油の酸化で黄ばんだシミが出ています。

湿布施工や漂白工法を繰り返して、初めよりは目立たないくらいに仕上げていきます。

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入居前のリフォーム工事でキッチン台のシミ抜きの依頼が


中古マンションを購入したのですが、キッチン台の汚れがかなり気になるのでホームページから弊社に白御影石の本磨き仕上げのキッチン台の油汚れや黄変のシミ抜きの依頼が入りました。


御影石のキッチン台の場合、特に白御影石は吸水率が高いタイプが多いので、油を吸い込むと濃い濡れジミになってしまい白御影石が黒くなってしまうので非常に目立ってしまいます。

油は古くなると酸化して黄変してくるので、油のシミ抜きだけでは取り切れなくて漂白洗浄も必要になってきます

白御影石のキッチン台の場合は、あまりに程度が酷いと濡れジミは取り切れないので、弊社では一般的には施工を断ることが多いです。

今回は、現状よりも少しでも良くなればという感じで、更に、現地にてテスト施工をしても、完全ではないまでもかなり良い感じで抜けたので、オーナー様には様子を見てもらいました。
そして、後日、施工の依頼が入りました。



まずは油抜き施工で濡れジミの除去から



油抜き剤を塗布して乾燥しないようにラップをして2時間位放置して出来る限り油のシミを抜いていきます。

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その後に、黄変色したシミに対しては漂白をしていきます。


一度乾燥を待って抜けの悪い所は、油の分解に強いアルカリ洗浄をして再度油抜きを行います。
このような工程を何回か繰り返して、完全ではないまでも濡れジミは大分抜くことが出来ました。



後日、オーナー様にもかなり喜んでいただけたと高評価の連絡が入ったので施工してよかったです。


キッチン台の場合、たとえ石用のコートを塗布しても油が飛んで気が付かないまま放置したら、濡れジミは必ず出来てしまうので、料理の最中や料理をし終わった後も出来るだけこまめにキッチン台を拭いた頂くしか方法がないというのが現状です。(それでも完璧ではないので、濡れジミが増えてくるかもしれません)
レンジ周りの白御影石のキッチン台に油が浸み込んで黒くなり黄変シミが
1.キッチン台のレンジ周りに付着した油シミと黄変シミ

1.キッチン台のレンジ周りに付着した油シミと黄変シミ

レンジ周りの白御影石のキッチン台に油が浸み込んで黒くなり黄変シミが
2.油抜き剤を塗布

2.油抜き剤を塗布

レンジ周りの白御影石のキッチン台に油が浸み込んで黒くなり黄変シミが
3.乾燥しないようにラップする

3.乾燥しないようにラップする

レンジ周りの白御影石のキッチン台に油が浸み込んで黒くなり黄変シミが
4.施工後

4.施工後

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