大切な自然石材をいつまでも美しく保つための情報サイト

対応エリア

東京都・山梨県

施工例

30年以上のテナントビルの御影壁石のシミ

 今日の石材メンテナンスは、築30年以上のオフィスビルの御影石に付いた黄色いシミ抜きです。

 今回はテスト施工ですが、壁面全体に黄色いシミが付いていることから、サビでは無さそうです。

 築、30年以上の建物は、当時は喫煙もできたので、一般的な汚れに加え、煙草のヤニも深くしみ込んでいるようです。


 まずは、アルカリ洗剤で表面洗浄を行い、その後に、漂白洗剤をし、湿布を行います。

 漂白洗剤が乾燥しないように、ラップや養生マスカーで覆うことが、洗剤の分解効果を止めないためにも大切な工になります。

 早いものは数時間で、白御影の色味が出てきますが、 しっかりと石目にまで漂白剤を浸透させるためには、1日間放置させます。

 翌日、湿布を剥がし表面を綺麗に洗浄し、乾燥させると、白御影本来の白味が蘇りました。


30年以上のテナントビルの御影壁石のシミ
壁全体が、汚れとヤニで黄ばんで見える

壁全体が、汚れとヤニで黄ばんで見える

30年以上のテナントビルの御影壁石のシミ
全体洗浄後、漂白洗剤が乾かないようにラップする

全体洗浄後、漂白洗剤が乾かないようにラップする

30年以上のテナントビルの御影壁石のシミ
1日湿布後 綺麗に黄ばみがとれました。

1日湿布後 綺麗に黄ばみがとれました。

このトラブルを解決したサービスメニュー

その他の『石材のシミ抜き』の施工例