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施工例

トイレ用洗剤で、大理石本磨きのテーブルがツヤぼけて

トイレ用洗剤で大理石の鏡面仕上げのテーブルを洗ってしまってツヤが飛んで

大理石の鏡面仕上げのテーブルにトイレ用の酸性洗剤を使用してしまい、あっという間に、石の表面が溶けて真っ白になってしまった現場からです。

酸は塩酸系で洗剤を塗布後しばらく放置したようなので、かなり大理石表面が侵されています。

石の柄も消えてしまうくらい白くなってしまいました。

こうなるとかなり深く粗めのダイヤを使う必要があります。

最初は、試しに、#400番くらいから様子見をしながら、下地を出して、ツヤを出すように上げて行くのですが、やはり、下地が届いていないので番程を上げて行くと、まだ白く残っているのがはっきりと分かります。

2.sitajidame ebisu.jpg

洗剤を塗布した原形もしっかりと出ていて、さらに、石の柄の部分にも深く洗剤が入り込んでいるためどうしても均一な仕上がりになりません。

さらに、番程を下げて#100番をゆっくりめに丁寧にかけて下地を作り、そこから上げて行くと均一なツヤを出すことが出来ました。

4.kansei ebisu.jpg

大理石は、今回のような酸系には弱いので、ビールやコーラ、ワイン、柑橘類、ドレッシング等を使うときは要注意です。

トイレ用洗剤で、大理石本磨きのテーブルがツヤぼけて
1.トイレ用洗剤の強酸で、石の目も消えるほど溶けています

1.トイレ用洗剤の強酸で、石の目も消えるほど溶けています

トイレ用洗剤で、大理石本磨きのテーブルがツヤぼけて
2.下地処理がツヤが飛んだ部分まで届いていないと洗剤後は消えない

2.下地処理がツヤが飛んだ部分まで届いていないと洗剤後は消えない

トイレ用洗剤で、大理石本磨きのテーブルがツヤぼけて
3.石の模様部分は、さらに深く酸で侵されていてツヤを出していくと残る

3.石の模様部分は、さらに深く酸で侵されていてツヤを出していくと残る

トイレ用洗剤で、大理石本磨きのテーブルがツヤぼけて
4.施工完了

4.施工完了

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