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施工例

ショールームの大理石床の光沢維持のためには定期的なダイヤモンド研磨施工を

  ショールームの大理石床の光沢維持のため、定期的な研磨施工

あるショールームから昨年のゲリラ豪雨による雨水の侵入によってエフロが大量発生して、光沢が失われてしまい、その除去のために昨年末に一度、ダイヤモンドで研磨再生した現場からの再びダイヤモンドによる研磨施工の依頼を受けました。

約6か月間しか経っていないので、動線部分の光沢が若干摩耗していましたが、ほとんど綺麗な状態のままでの再施工でした。

海外からのお客様も多くお目見えになるショールームなので、ショールーム全体の美観維持にはかなり意識を向けているようです。


  約半年間たって、2回目のダイヤモンド研磨の依頼が 
 

前回入った時は、ショールームが地下一階にあるため大雨で雨水が入り込み石の裏面にまで水が回ってしまい、入口から3分の1くらいまでエフロが発生してしまいました。


そんな状態で、ダイヤ研磨をしても裏面の水分が残っていれば、すぐにエフロが再発してしまうので、水分を十分に乾燥させてからのダイヤモンド研磨による光沢復元でした。 (裏面の水分の乾燥には、数か月単位の乾燥期間が必要になることが多いです。)

その当時は、ショールームを建てた工務店からは、「石を張り替えるしか方法がない」といわれて、がっかりする中、ご自身でホームページの中から弊社を探して出して依頼があったのを今でも覚えています。

 
そしてテスト施工をして、復元できるのを確認して、大理石は定期的に施工すると、光沢維持が可能なのをご理解いただいたようで、今回もダイヤ研磨の依頼が入ったみたいなのです。

最初お電話を頂いたときは、6か月前だったので、エフロがまた大量に発生してしまったのかしらと少し心配をしましたが、よくよくお話を聞くと、状態はかなり良いようで、短い周期に再度研磨をして、石の目をより詰めて光沢だけでなくエフロも出にくい状態にしておきたかったようです。

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  エフロの再発は確実に減少


ダイヤモンド研磨施工する前に全体を見てみると、6か月間しか経っていないので、平均して光沢が残っていましたが、入口近くはエフロが少々再発していて、また、動線の多い箇所は摩耗によるツヤボケが多少出ていたので、光沢の美観維持には、やっぱり定期的なダイヤ研磨が必要だと、私も実感しました。

エフロ個所は、入口周辺部分だけでしたので、裏面の水分も確実に乾燥してきているのが見てわかりました。


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今回のダイヤ研磨再生後には、よりエフロ対策が実施出来るように、入口周辺近くには、浸透性の吸収防止剤を塗布して完了しました。

6か月間という短い周期での定期研磨でしたが、施工完了後にオーナー様にも見ていただくと、施工前との違いをはっきりと分かっていただいたようで、最後には、次回もやり続けていきたいというお言葉を頂けたのでよかったです。 
ショールームの大理石床の光沢維持のためには定期的なダイヤモンド研磨施工を
1.ダイヤモンド研磨前 少しだけエフロが発生しています

1.ダイヤモンド研磨前 少しだけエフロが発生しています

ショールームの大理石床の光沢維持のためには定期的なダイヤモンド研磨施工を
2.ダイヤ研磨再生中

2.ダイヤ研磨再生中

ショールームの大理石床の光沢維持のためには定期的なダイヤモンド研磨施工を
3.ダイヤ研磨後 エフロもしっかり取れています。

3.ダイヤ研磨後 エフロもしっかり取れています。

ショールームの大理石床の光沢維持のためには定期的なダイヤモンド研磨施工を
4.エフロの出ていた周辺に浸透性吸収防止剤を塗布

4.エフロの出ていた周辺に浸透性吸収防止剤を塗布

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