大切な自然石材をいつまでも美しく保つための情報サイト

対応エリア

東京都・山梨県

施工例

大理石磨き (犬の嘔吐によって出来たシミ)

大理石(ライムストーン)の上へ、犬が吐いてしまって、シミのように色抜けしてしまった現場からです。

この大理石はライムストーンのジュライエローです。もともとが水磨き程度の淡いツヤ仕上げになっているので一見分かりずらいですが、 嘔吐の胃酸はかなりの強酸のようで、吐いた形通りにツヤが飛んでしまってるのが分かるかと思います。

こうなると、やはり研磨施工をしていくしか方法が無いのですが、水磨き仕上げなので周りとツヤを同じようにするのが少し難しい所です。

#800番と#1000番を何回か繰り返して、全体的に均一に仕上げて行き、最後にバフ掛けして周辺のツヤと同等にしていきます。最後に、浸透性の撥油性の高い、浸透性のコート剤を塗布して完了しました。

大理石の場合、胃酸の他、 お酢、レモン、 炭酸飲料等によって、石に掛かった時点で、表面が溶けて、ツヤが飛ぶので、十分注意が必要です。
大理石磨き (犬の嘔吐によって出来たシミ)
犬の嘔吐によって出来たシミ(ツヤボケ)

犬の嘔吐によって出来たシミ(ツヤボケ)

大理石磨き (犬の嘔吐によって出来たシミ)
研磨施工中

研磨施工中

大理石磨き (犬の嘔吐によって出来たシミ)
研磨施工後

研磨施工後

このトラブルを解決したサービスメニュー

その他の『石材の研磨・ツヤだし復元処理』の施工例