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施工例

白御影石バーナー仕上げの玄関土間は歩行汚れで茶色く

白御影石バーナー仕上げの玄関土間が泥等の汚れで茶色く


あるお宅の玄関土間に白御影石バーナー仕上げが敷いてあるのですが、歩行による泥等の汚れで全体的に茶色くなっています。
酸性洗剤にて洗浄をして、よく水ですすいでから、乾燥を行い、最後に自然色仕上げの浸透性の吸収防止剤というコート剤を塗布して完了しました。

5-1.ishii coat2.JPG


「普段の清掃では石の汚れが取れないのでお願いします」

ホームページをご覧のお客様から、問い合わせが入りまして、子供がいらっしゃって帰ってくるときに泥汚れを持ち込むようで、「自分でも洗っても取れなくなってきてしまったので、玄関の石の洗いをお願いします。」 という問い合わせが入りました。

全体的に汚れが付着していて白系の御影石バーナー仕上げが薄い茶色になっています。

石の裏面に水分が回っている場合、洗浄をしても石の濡れ具合は取り切れないので、まずは、石を一枚分を洗ってみて、どの程度の汚れが取れるかを確認もらい、一般的な洗浄では出来ることや出来ないことをお話したいと思いました。

1-2.ishii test.JPG


一枚分のテスト洗浄を見てもらい、石の裏面からの吸上げは起こっていないようでした。
お施主様に見ていただき、「こんなに綺麗になるんだぁ!」と感心してもらい本施工になりました。


本施工

まず全面に洗剤を塗布して洗っていきます。
このくらいの面積の場合、手洗いが洗剤の跳ねとかが無くて安全に洗えます。

汚れが取れたのを確認して、しっかりとすすぎ洗浄を行います。

最後に、ウェット用掃除機で吸い取っても、目地周りの乾燥は、なかなか遅いので、トーチ(簡易バーナー)で目地を乾かしてから、最後に浸透性吸収防止剤というコート剤をたっぷりと塗布して、吸わなくなったコート剤をウエスで拭き上げて完了しました。


最後に、もう一度、お施主様にも確認していただきまして、十分に満足していただけたようで嬉しかったです。

床面なので、歩行による汚れは、たとえ、コート剤を塗布してあっても付着していくので、日常清掃は、砂やほこりの汚れの原因を掃除機等で吸い取って、動線部分は、経年で土ほこり等で汚れてくるので、その部分へは、メラミンのスポンジの水洗いを行うと、全体的に均一感を保てるかと思います。
白御影石バーナー仕上げの玄関土間は歩行汚れで茶色く
1.玄関土間洗浄前

1.玄関土間洗浄前

白御影石バーナー仕上げの玄関土間は歩行汚れで茶色く
2.酸性洗剤による洗浄

2.酸性洗剤による洗浄

白御影石バーナー仕上げの玄関土間は歩行汚れで茶色く
3.全面洗浄後に目地の乾燥

3.全面洗浄後に目地の乾燥

白御影石バーナー仕上げの玄関土間は歩行汚れで茶色く
4.浸透性の吸収防止剤塗布

4.浸透性の吸収防止剤塗布

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